「バカ上司」その傾向と対策-古川 裕倫

「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)

「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)

サラリーマンは上司の悪口で酒が飲めるのは、バカ上司と付き合わないといけないから。しかしバカは延々生き続け次々とバカを続け蔓延してしまう。

そのバカの要素は性格、能力、姿勢に分類できると著者は主張し、それぞれについて持論を展開し、解決策などを述べる。

もっとも印象的なのは
上司と喧嘩するなら他の人の前でやる。そのとき、言った言わないになると若手は負け。だから他人を巻き込む。また戦いが長引くなら一つ上の上司に報告する。上の上司には理解して貰えたと冷静さをアピール。そして戦う人だと周囲に認知させる。

気になった言葉

  • 叱られているときにメモを取ると叱られる時間が減る。相手に安心感を与えるため。
  • 自ら忙しいという人は自己管理能力が私は無いです。と言っているようなもの。
  • 未来は経験出来ないので、すべてを経験則だけで考えようとするのはいけない。前に進まない人を前に動かすことは重要だ。