渋谷ではたらく社長の告白-藤田 晋
- 作者: 藤田晋
- 出版社/メーカー: アメーバブックス
- 発売日: 2005/03/31
- メディア: 単行本
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渋谷ではたらく社長の告白を読んだ。(二度目)読破1時間くらいかかった。
最も気になったのは上場後ある投資家との対面で225億円上場で調達したのだから、ベンチャーの利回りを10%として22億円くらい利益が欲しいと言われたとあった点。(当時売上4.5億円)
前に読んだときにはこの部分引っかからなかった。むしろ、こういう見方があるのか!と今日驚いたくらい。
■気になった内容
・間借りで成功したベンチャーは無い。自分のオフィスを持てbyUSEN宇野社長
・メディアの追い風
創業期にインテの鎌田氏に紹介され日経新聞の一面の2/3のサイズに掲載。これにより問い合わせが急激に増えた
・blogが出来る前からWEB上に会社で日頃起こることなどを情報発信していた。
・営業代行から自社サービスを持つ時期への転換
利益率の問題。
・ホリエモンとの出会い
藤田「こういうのがあれば売れます」
堀江「そんなの作れます」
の関係
・ワラント、コーポレートガバナンスと言う言葉を知らなかったことの弊害
上場前にワラント発行するが、それに悩まされ、上場審査時にはコーポレートガバナンスとは?の質問に答えられなかった。
・上場時に財務担当者を野村證券出身者に転換し、元々の財務担当はやめてしまうが結果的に必要なことだった
・インターネットバブル崩壊とともに株価は急激に下がり株価は1/10、自分の持つ株を社員に分け与えたが、貰ってすぐ退社するものが現れた。